20170201

出勤1日目。まだ研修期間だけれど。 きのうはとりあえず、社会人ぽく見えるように通勤用のかばんをげっとした。さすが、形から入るわたし。CanCamコートを着ているし、すこしは社会人に見えるかしら? せっかく「オトナ見えかばん」をげっとしたのにくつはげ…

書きたい

気がつけば、ここを5ヶ月も空けてしまっていた。 書きたいことや書こうと思ったことや、いくつも下書きはあるけれど、途中にしたままである。とりあえずそれは置いておいて、「ひさしぶりだから」なんて気合を入れずに、ひとつめを書いてしまおう。 この5ヶ…

きのうは雨でもきょうは晴れ

片付きゆく部屋の隅には片付かぬ君が煙草の跡ひとつあり ただいま、引っ越し準備の真っ最中である。鋭意、ものを捨てては思い出に浸り、捨てられなくては思い出に浸る。引っ越し準備や片付けというのは往々にしてセンチメンタルに耐えることが主な仕事である…

遡及的に愛されるいくつかの今日へ

この「一草一花」内で、数か所設定変更をしてみた。おそらくあまり気づかれないであろうし、気づかれなくてもまったくかまわないし、ただ変えてみたというそれだけのこと。id名だけではなくて、名前を表示させることもできると教えてもらったので、そこも変…

bear

誕生日の前月になると、「お誕生日クーポン」のメールマガジンがあちこちから届くようになる。アイスの31%オフや、洋服の1000円引きや、トリートメントのサービスなど。無敵な気持ちになれる。 先月は誕生日でした。祝福してくれる方がいらっしゃって嬉しい…

十七歳

「十七歳」 発することばの一文字一文字が凍ってしまいそうな十二月だった。 音もなく、しろにしろをかさねる雪が降る。右横を、すこしだけ盗み見ると、その無数のうちひとつが、うつむき加減にあるく高階さんの、すっとのびた睫毛に、選ばれたように、ふわ…

女学生

朝、目がさめる。上半身を起こすと、目の前にある全身鏡の中の自分と目が合う。おはよう。声をかけてあげる。かけてあげながら、寝起きの自分に絶望する。え、顔むくみすぎじゃね?私こんなかわいくないっけ?「朝は、いつでも自信がない」。昨晩ねむるまえ…

消えないで

金木犀が始まった。 と書こうと思っているうちに、終わってしまっていた。私はとことん季節に乗り遅れる。 私が通うこの大学の構内には、どこもかしこも金木犀が植えられている。花をつけるこの時季になると、建物から出る前にすでに、匂いがしてくるほどで…

一年前の日記を転載

2015年9月29日 あざやかな夏が過ぎて、いつのまにか蝉の声も途絶えた九月、金木犀はセンチメンタルを加速させます。窓を開けて息を吸い込めば街中が初恋の嵐。 一生続くかと思われた夏休みがおわりました\(^o^)/ 夏休みは長く札幌に帰りました。毎年恒例の…

始まりとは

きょうから私の後期が始まりました。 以下、二十年後の私のためだけの日記。 後期の授業は、必修の授業と、足りてない2単位分の一般教養と、自分の興味のある哲学史。 きょうは、必修の授業である専門演習(ゼミ)だった。 教室は、いつだってこわい。みん…

真夏のピークが去った

台風が接近しているそうで、ここ数日は雨降りですね。私は雨音を聞くことは好きなのですが、部屋の中が外の世界の憂うつに、しずかに満たされていくようで、雨の日は気が塞ぎます。いままで本を読んでいたのですが(村上春樹さんです)、外の世界の雨のせい…

最終電車

「最終電車」 深夜2時のことを26時とよぶ彼はそのとき8月32日のなかにいた。 どうしたってはくちょうやわしには見えない星座と、歩いて揺らされるたびぶつかるふたつの手と。結べない星たちは、つなげないわたしと彼のようで、寄る辺ないわたしたちはいつま…

生きている

1年ぶりにお会いした方がここを読んでくださっていて、とてもうれしかった。ありがたかった。 自分のためにしかならないし書いていて何になるのか、と思いながらも、書かなきゃ、と思うから、私は書いていました。公開することに意味があるから公開している…

抱きしめたい

いくつもの書いたことばを、文を、だれの目にもふれないまま、保存する。それらはノートの中に、このアプリの中に、私の中に、いつまでもある。夏に置きさりもできないで、いつかやどこかに置きさりもできないで、いつまでもある。 どうしたら、それらは星座…

脱・はぐれメタル

大学でやりたいと思ってるままのこと3つ ・ひるねサークル べつに団体登録とかじゃなくて、勝手に。 ある5月の心地よい日、わたしは、大学のベンチにすわって木漏れ日を受けながら、やわらかい風に髪がなびいて、心の中にはゆううつがあって、ああこのまま…

思い出し泣きする話

私は大学1回生の後期から精神的にやばくなりはじめました。小学生のころから不安定だと親戚には言われているし、中学の卒業式の日には担任の先生からお前はふらっと死にそうだ、死ぬなよと言われたりしてはいたけれど。原因はいろいろあったのだろうし、いま…

遠ざかりながら近づく

まだ夏の終わらない空を見上げながら、好きもさようならもありがとうも言えずに通り過ぎていってしまったひとのことを思い出していた。飛行機雲みたいなひとだった。 あらゆる感情が私の中で片づいてしばらくして、そのひとに会う機会があった。この次に会…

夕立ちのひと

夏とは気分のことだとあなたは言いました。 氷でいっぱいのオレンジスカッシュを、ストローで、からからと、回しながら。汗をかいたグラスの水滴の数だけやってくるその訪れは、急、いつも。 甲州街道を走る蝉の声から逃げ込むように地下一階。そうしてエア…

あざやかな透明

いつかかえるということ。 ここはきっと、水辺。私たちはいつも水辺にいる。波が寄せてきては、かえってゆくのを、ただ眺めている。ね、きらきらがきれいだね。陽の反射。プリズム。きれいだね。足を浸したら、つめたかったよ。 ひとは、ここから出発して、…

恋人の部屋

ははとのLINEよりはは「いまかれしんち?」わたし「うん、そうだよ」はは「かれし、寝た?」わたし「茶の間でふだん寝ているらしいので八時に寝た」 おつきあいしている相手のことは恋人と呼びたいよね、とは、高校のときから流星の友人と妄想していた。三人…

宛先はなくても

「ゆめをみていた、つきはみていた」 驚いた。ほんとにびっくりした。 視線をあげた先の、半径一メートル以内にあのひとがいる。あのひとが、だいすきなあのひとがいる! 驚きすぎたあたしは登り途中の階段につまずき、腕、ひざから盛大にこけた。てをのばせ…

ICカードの使えない場所

海岸沿いの高速道路をふちどるように走るバスに乗った。降車場から目的地までは80分だった。 窓から海が見えた。右から左へと流れてゆく景色の中の、同じように右から左へと流れてゆく大きな建物たちに、水平線はぶつ切りにされていく。あの建物たちは、建っ…

おとなってやつ part2

おとなになるといえば、十七歳ころの私は「おとな」になりたくて、ヒールを履くことがたびたびあった。今もだけれどそのときの私はいつも遅刻しかけていたせいで、また陸上部であったゆえの癖(そんなのあるのか)で、よく走っていた。いま思えば慣れないヒ…

おとなってやつ

「24さいでこんなことになってるなんて予想外だったよね、恋にあたふたして友情に毎日感謝してる大人になる予定じゃなかった、でも毎日最高」 私の流星の友人のことばである。ほんとうに最高な女の子だ。 先週彼女と電話をした。近況報告などをしつつ、この…

夏のコントラスト

先週友人に誘われて、奈良の花火大会に行ってきた。 そんなに大規模ではないらしく、ほぼ地元のひとばかりのような雰囲気であった。地元人ぶりながら、クレープの屋台に並ぶ。いちごクレープを注文したのでそのつもりで食べたら、なぜかパインだった。あま…

少女時代のこと

先日私は、毎日電子文通をしている七年来の友人から「永遠の少女マニア」との称号を与えられた。 その永遠の少女マニアは先週、はじめて行った古書店で、宮迫千鶴さんの『超少女へ』という本をたまたまみつけて、げっとしてきた。これが素晴らしい出会いで…

星拾い

なにも言えない。なにも書けない。みたいなところで立ち止まってしまう。これすら言いたくないし書きたくない。なにも言えない。なにも書けない。 「何も言えなくなるなんてバカなあやまち」をしてしまうのは、ありとあらゆる種類の言葉を知らないからなの…

保健室でねむる

「おなかいたい」とは、人間の発するあらゆる弱音のなかで一番かわいいものだと思う。 きのうの私は、とてもおなかが痛かった。 冒頭に書いたことをここでいきなり覆すけれども、きのうのその「おなかいたい」は、「かわいい」なんて生易しいものではなかっ…

恋のまたの名は

いつも花にばかり目が行ってしまうから、外を出歩くたび危機一髪が起こる。と、「花ある君」に先日書いた。私が見てしまうのは、花ばかりではなくて、空もだった。 家の玄関を出たら、まず空を見上げる癖が私にはある。 自転車をこいでいても見上げながら、…

おとなってやつ

「24さいでこんなことになってるなんて予想外だったよね、恋にあたふたして友情に毎日感謝してる大人になる予定じゃなかった、でも毎日最高」 私の流星の友人のことばである。最高な女の子だ。 先週彼女と電話をした。近況報告などをしつつ、この年齢っても…